DUAL HANKO

DUAL HANKO

外国人観光客の日本土産は数多くあります。その中にあって、ハンコもなかなかの人気です。

理由の第一に挙げられるのは、
「ハンコは自分たちの国にはない、日本独自のモノだから」
ということになるでしょうか。

制度としてはもちろん、文化としてもハンコは日本人の生活に欠かせないものです。本人確認の手段として、あるいは本人の意思表明の証として、ハンコがこれだけ重用されるのは世界でも日本だけです。

しかし「日本独特のモノだから」というだけの理由であれば、ハンコであれば何でもよいということになります。

事実、外国人観光客がが多く行き交う街のハンコ店では店頭(外)のクルクル回るケースに収められた既製のハンコを、その安さもあって、多くの外国人が面白がって買っていくと聞きます。

もちろんそれらの既製ハンコは「佐藤」「鈴木」「田中」であり、買っていく外国人観光客とは何の関係もありません。彼らはただ単にハンコという「物体」を求めるに過ぎないようです。

しかし、そこからう一歩進んで、
「自分の名前が彫られたハンコを日本旅行の記念に買って帰りたい」
「家族や友人への土産として、彼らの名前が彫られたハンコが欲しい」
という外国人観光客も決して少なくありません。

例えばTomさんであれば「賭夢」「吐夢」「都務」などの漢字が思いつきますし、漢字は中国から渡来した文字であるという観点に立てば、日本独自のひらがな・カタカナで「とむ」「トム」と彫るのもよいでしょう。

しかしこのような場合、ほとんどの外国人はその印影を見ても、何と彫られているかが読めず、従って誰のハンコかはわかりません。

かといって”TOM”とアルファベットで彫られたハンコからは、日本独特の文字文化を感じ取ることができません。

そこで当店では、漢字とアルファベットの両方が彫られた、その名も【DUAL HANKO】を考案しました。
(※DUAL=2つの部分からなる)

漢字には「音」だけでなく「意味」があります。当店では音と意味を併記した漢字一覧ファイルをご覧に入れながら、少しでも良い意味を持つ漢字の組合せをお客様に提案しています。

「自分の名前を漢字にするとこんな意味になるのか!?」
と、思わぬ発見に興奮する外国人観光客の姿を見るにつけ、少々大げさに言えば、これはもやは単なる商売を超えた、ある種の文化交流だとさえ感じるときがあります。

【DUAL HANKO】 は2017年5月にNHK WORLD TOKYO EYE 2020で紹介されたこともあり、 当初は外国人観光客からの注文がほとんどでした。

しかし2018年4月に産経新聞に紹介されて以降は、
「ホームステイ先のご家族へお土産に」
「来日にしている外国人研修生への記念品に」
など、日本人のお客様からもご注文いただくようになりました。

この【DUAL HANKO】も最短1本30~40分ほどで出来上がりますので、
「どうしても今日中に欲しい」
というお急ぎのお客様にもたいへんお喜びいただいております。

・・・ただし、慣れない英語の接客はいつになっても大の苦手です。こんなことになるなら、学生のころ、もっと真面目に勉強しておけばよかった。

※DUAL HANKO は有限会社 文福堂印房の登録商標です。
※DUAL HANKO のデザインは意匠登録されています。

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