TOKYO MX「おはリナ!」

㈲文福堂印房の外国人観光客おみやげ印鑑「デュアルハンコ」がTOKYO MX「おはリナ!」で紹介。

「日本のハンコ文化という内容の特集コーナーを企画しています、つきましては撮影にご協力いただけないでしょうか?」

東京ローカルのテレビ局・TOKYO MXのディレクターから電話があったのが2025年5月16日(金)午後。

「急な話で恐縮ですが、来週月、火の2日間張り込ませていただき、外国人のお客さんが来たら取材させていただきたいのですが?」

この手の依頼には決まってこう答えることにしています。

「お声がけいただきありがとうございます。取材には喜んでご協力申し上げますが、必ず外国人客が来店するとは限りませんよ」

果たしてタイミングよく外国人客が来店してくれるかどうか、テレビ局の張り込み取材にはいつも気を揉みます。
幸いにしてこれまでの張り込み取材において、来客ゼロという恥ずかしくも悲惨な状況は辛うじて免れてきていますが、そんな幸運がいつまでも続くとは思えません。

しかし今回はロケの神様?が微笑んでくださったのか、金曜日17:00にニュージーランドからのお客様がご来店、ご自身とご子息、お嬢様へのおみやげでデュアルハンコを3点ご注文いただきました。

「来週月曜朝にホテルをチェックアウトして、成田空港に向かう途中に立ち寄って注文品を引き取ります」

なんとラッキーな!これで早くも外国人観光客1人確保♪~(笑)。

このお客様は予定通り翌週月曜10:30にご来店、突然のテレビ局のインタビューにも快く応じていただき、ご自身が選んだ漢字について、素晴らしいコメントを残してくださいました。

翌火曜日は外国人観光客の来店こそなかったものの、在留外国人のお客様が相次いで2人ご来店、それぞれハンコという日本独特の本人確認システムについてポジティヴなご意見をいただきました。

しかしテレビ局としてはできればもう1組、外国人観光客を取材したいようで、

「木曜日にもう1日だけ張り込ませていただけるでしょうか?」

その木曜日午前中、ディレクターが張り込む前にオハイオ州から観光で訪日のお客様がご来店で1点ご注文。完成品の引き取りは余裕をみて13:30でお願いしました。

早速ディレクターにその旨を電話し、13:30までに来てくれるように頼みます。
ディレクターは無事に間に合い、オハイオからのお客様から実に興味深いコメントを引き出すことができました。

「テキサス出身で九州に住んでいる友人に会いに行くと、ハンコというものを見せられた。ハンコは日本でサインのかわりに用いられるだけでなく、本人を証明するための大切なアイテムだということを知り、どうしても日本滞在中にハンコを手に入れたくなった」

かくして今回の張り込み取材もツキに見放されることなく、合計4人の外国人客来店に恵まれました、ああ助かった。

翌5月23日(金)朝の報道番組「おはリナ!」内のTOKYO LENSのコーナーで「日本のハンコ文化」と題した5分弱のVTRが無事放映されました。

取材にお答えいただいた4人の外国人のお客様が短時間ながらしっかり映っただけでなく、長い伝統をの持つハンコの衰退と、それを打開すべく外国人客に活路を見い出さんと奮闘する当店の様子が見事にわかりやすくまとめられていて感服しました。
これまでのテレビ紹介の中でもベストと言える内容だと感じました。

粘り強い取材と丁寧な編集をしてくださったTOKUO MXの担当ディレクター氏と、インタビューにお答えいただいた外国人のお客様に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。 

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